かぼちゃの里から ~風雲かぼちゃの馬車~

「かぼちゃの里」で修行中の青年が、皆さんに手紙を書いて送ります。

オートミール、襲来。

 

こんにちは、私です。

皆さんお元気でしょうか。私は元気です。

 

でも本当のことを言うと、ちょっと元気を失っています。

 

というのも、ある品をネットで注文したんですが、届いたものをみてみると、予想していたものと少し様子が違いました。ちょっと残念です。元気半減です。

 

あるあるですね。こんなことはよくあります。仕方がないことです。利便性を取る代わりにそういうリスクを負っているわけです。全然おっけいです。はい。

 

そういえば、

最近はオンラインで買い物をすることに全く抵抗がなくなって、何でもかんでも(服でも食料品でもフィギュアでも)買ってしまいますが、これはいつから当たり前になったんでしょう。

 

思い返してみると、何だかんだで結構前からネットでの注文をしていた気がします。

 

私の記憶に残っている最古の通信販売経験は、小学校6年生のときに買った黒いパーカーです。当時身長148cmだった私ですが、大人ぶりたかったのかわざわざLサイズを注文しました。もちろん着られるわけがありません。着たとしてもダボダボです。ダボダボ過ぎてパーカーというよりワンピースを着てる感じになります。

着られるわけがありませんでしたが、「ダボダボこそが大人である」との持論を崩さなかった当時の私は着ました。着続けた結果、いまも現役です。(物が捨てられないんです。)

 

 

と、そんなことを思い返しながら、先ほど届いた商品の説明を見ていましたら、どうやら間違っていたのは私の方のようです。

 

私、オートミールを1キログラム買ったと思っていました。1キログラムで3000円位です。大体の相場かと思います。

 

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ですが、届いたのは6キログラムでした。

 

 

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これは間違えてたくさん注文しちゃったぜとショックを受けていたんですが、そもそも商品の説明欄に、「1キログラム×6袋」って書いてありました。

 

 

そして値段は

「6キログラムで3000円」

 (相場の6分の1の値段・・・だと・・・?)

 

 

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元気になりました。

 

 

 

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「旅立ち~西へ~」でも泣きました。

こんにちは、私です。

皆さんお元気ですか?

 

おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。

 

世の中、結果があれば原因があるのが常です。もちろん私もこの世の理に従って生きていますので、私が元気で、いきなり文字の大きさを最大にしたことにも理由があります。

 

その理由ははっきりしています。

 

スタジオジブリ作品が全国の映画館で上映開始されたからであります。

 

この文字の大きさが設定上は最大なんですが、私の喜びと感動を表すには小さすぎます。もう400倍くらい大きくなって欲しいです。

 

物心がついた時にはスタジオジブリに狂い、小学生になって同級生がジブリを見たことがないという事実に初めてのカルチャーショックを受けた私ですが、悔しいことに1995年生まれです。

95年といえば、皆さんご存じの通り『耳をすませば』が公開された年です。そして、『耳をすませば』といえばスタジオジブリ9作目です。(『風の谷のナウシカ』を含めた場合)

 

そうなると、少なくとも9作を劇場で観ることが叶わなかったわけです。(『耳をすませば』は7月公開。私は12月生まれ。)

 

どれだけ愛しても、愛は届かなかったのです。

 

ティディス要塞にシータを助けに行くことも、

「すまねえな、みんな、ご苦労だけど手分けして頼むよ」と近所の人たちにお願いすることも、

ましてやタエ子から雫になった本名陽子さんの声の違いをリアルタイムで楽しむことなど、

 

全くできなかったのです

 

 

しかし今回、

風の谷のナウシカ』、『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』、『ゲド戦記』の4作品が公開となりました。

 

 

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まず『もののけ姫』(1997年)を拝見させて頂きました。

 

 

いや、なんていうか、もういまこの身が消えてなくなっても悔いはないかな。

 って感じでした。

 

オープニングの和太鼓で私はTKOでした。試合終了でした。しかしもちろんレフェリーなど劇場にいるはずもないので、その後の133分は殴られっぱなしでした。

完全にノックアウトされていましたが、本来劇場で観られなかったはずの『もののけ姫』は、私に生きろと言ってくれました。(CV.松田洋治さん)

 

ここをいい村にしていこうと思います。(もう罰は受けてる)

 

 

いかん。

今回はこの辺にしておこうと思います。いくらでも書いてしまいます。危険です。オタクの良くないところは、好きなことは無尽蔵にアウトプットしてしまうことですね。危ないことです。

 

今回公開になったのは4作品だけですから、今後の第二弾、第三弾を期待してやみません。

 

ああ、楽しみだわ。

 

 それでは、この辺で。

 

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思い立ったらすぐ行動の弊害。

 

今日は父の日でした。

 

 

すべての

 

 

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こんにちは、私です。

皆さんお元気でしょうか。私は元気です。

 

 

突然ですが、

思い立ったらすぐやる人に憧れます。

私はうだうだ考えてしまう人間なので、すぐ行動できる人には感心してばかりです。

  

しかし先日、

思い立ったらすぐ行動を久しぶりに実践しました。実に久しぶりでした。

 

 

それは夜中の3時をすぎた頃でした。

 

 

私は突然思いました。

 

「そうだ、私は今からフルマラソンを走らなければならない。」

 

これは、1978年のシーズン開幕戦、ヤクルトのデイブ・ヒルトンが広島の先発ピッチャー高橋(里)の第一球をレフトへはじき返した時、

「そうだ、僕にも小説が書けるかもしれない。」

という啓示にも似たを確信を得た村上春樹と同じと言って差し支えない(のではないかと思える)ほど突然に、しかしはっきりと確信したのです。(村上、2015、p46)

 

「いまこのままの状態で、ただフルマラソンを走らなければならない。そして、このことはずっと前から決まっていたに違いない。」

 

私は思いました。

 

そして、すぐに走り出しました。

 

フルマラソンどころか最終的には50kmを走り切りました。

 

 

どうなったか。

 

 

 

死にかけました。

 

 

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シンプルです。死にかけました。

全く準備もせず思い立ったその勢いのまま走りました。それは死にかけもします。水分も持たず、栄養を取れる物も持たず、ましてや準備運動もせずに走ったら、それは死にかけます。

 

しかし何となくこうなることが分かっていて走り出したところもありましたので、別に後悔とかはありません。ただ一週間足が動かなかっただけです。

それに道中の素晴らしい出来事もたくさんありました。白鳥と並行して走ったり、朝露に濡れる草原を独り占めにしたり、目の前を馬が横切ったり。本当に幾つもの素晴らしい経験をしました。

 

とはいえ、いきなり50kmを走るのはとても危険だということが分かったので、あまり皆さんにはお勧めできません。やるならしっかり準備を整えてから行いましょう。

 

今回の走りは全く満足できる内容ではなかった(死にかけていますから。幻覚すら見ました。これでは満足できません。)ので、しっかり鍛えなおしてリベンジを果たしていきたいと思います。

 

そうしたらまた、こちらで報告させていただきます。乞うご期待。

 

それでは、また来週。

 

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 引用

村上春樹、2015、『職業としての小説家』、新潮文庫

 

思い出ぽろぽろ。

 

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皆さんこんにちは、私です。

皆さんお元気でしょうか。私は元気です。

 

私はいつでも元気でありますが、悩みはあります。

いくら元気であっても、人間生きていれば様々な悩みに襲われます。

悩み、考えます。どこかの偉大なパスカルもそんなことを言っていた気がします、人間は本質的に考え悩む生物であると。

 

私もその例に漏れず悩んでいます。悩んでいるということは、とりあえず私も人間認定されたということですので、ひとまず喜んでおきたいところです。よかった。

 

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問題はそこで何に悩んでいるか。

 

 

 

 

私は、

 

 

『物をなかなか捨てられない』

 

 

これに悩んでおります。

 

私、簡単に物を捨てられない人間です。

決して、部屋がゴミだらけで足の踏み場がないとかそういう類ではないですが、

思い出が染みついていそうなものをなかなか捨てられません。

 

同じ悩みをお持ちの方も多くいらっしゃるんではないかと思います。

 

例えば、だいぶ弱ってきたTシャツも捨てられません。

捨てた方がいいはずなんです。わかってるんです。

今では滅多に着ることはなく、時々タンスの奥で見かけて「おお…お前こんなところにいたのか……」となるくらいですから、捨ててしまった方がタンスにもスペースができて何なら新しいTシャツでも仕舞えるはずです。

 

しかし、

いざ捨てようとすると、

彼(Tシャツ)と過ごした9年間の日々を思い出してしまうのです。

 

 

一緒に学校にも行きました。

 

一緒に勉強しました。

 

一緒に運動だってしました。

 

嬉しいときも悲しいときも一緒でした。

 

10代の1番多感な時期を一緒に過ごし、励ましてくれたのは彼(Tシャツ)でした。

「超えていけ」と言ってくれたのは彼(Tシャツ)でした。

 

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アメリカにも一緒に行きました。

 ミュージカルも一緒に見ました。

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ロサンゼルスにも一緒に行きました。

 

あの照り付ける太陽を全身に浴びて私は真っ黒になり、彼は色が飛んで白くなりました(元が黒いのがいけなかった)。

 

 

こんな風に思い出が襲いかかってきて捨てられないのです。

 

 

全く、困ったもんです。

同じような悩みを持ってらっしゃる方、もしくはそれを解消された方、ぜひ対処法を教えて頂きたいところです。

 

さもなくば私は彼(Tシャツ)と過ごす10年目に突入してしまいます。

 

どうか、彼の今後のためにもよろしくお願いします。

 

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(久しぶりに着てみたらやっぱり弱ってるわね…)

 

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久しぶりに食べる魚はほんとに美味い。

 

地元の同級生が続々結婚しております。

 

 

続々、所帯を持っております。

 

 

 

齢、24、私。

 

 

友人と5人暮らし、未婚。

 

 

 

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こんにちは、サカナです。私です。

皆さんお元気ですか。私は元気です。

やはりアスパラとニラはいいです。元気が出ます。近いうちにゴボウもレギュラー入りさせようと思っています。どんな活躍をしてくれるか楽しみです。

 

 

ゴボウがやってくる未来は楽しみですが、小学校からの友人がどんどん大人になって何だか寂しいです。

結婚したり、子どもができたり、なんだか遠くに行ってしまった気がします。

 

 小学生の頃、近所の公園に捨てられていた家庭用電話機を、これでもかというほど粉々に破壊した友人は結婚し、

 

これまた小学生の頃、思いっきり助走をつけて他のクラス(授業中)の壁にライダーキックをかましてしこたま怒られた別の友人は、ワンボックスカーで家族旅行をし、

 

中学生の頃、男女二人ずつのグループで一緒にお出かけしたはいいものの、緊張して何も話せない私の代わりに率先して場を盛り上げてくれた友人は、いまや連日テレビで見かける芸能人になってしまいました(!)。

 

 

これに対して私ときたら、

 

6時間ぶっ続けで本を読んだり、

7時間ぶっ続けでテトリスしたり、

8時間ぶっ続けで七並べしたり、

13時間ぶっ続けで寝たり、

 

やっていることが小中学生時代から何も変わっていません。

何なら昔より頭が悪くなっている気がします。

ていうか連続で何かしすぎです。もはや耐久戦です。ル・マンもびっくりです。

 

これでは地元の友人に顔向けできないので頑張っていきたいと思います。

 

ニラとアスパラガスとゴボウと共に生きていきます。

 

頑張っていきましょう。

 

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(土下座だけは綺麗になった24年です)

 

 

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すり減りゆく歯、消えゆくバッテリー。

 

先週はカラスで目が覚めましたが、今日は鳩で目が覚めました。

 

 

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皆さんこんにちは、私です。

皆さんお元気でしょうか。私は元気です。

 

いやはや、カラスで目が覚めるのは自分でも納得していたところだったんですが、まさか鳩でも起きるとは。どれだけ敏感なのかしら朝の私。敏感とかそういう問題なのかしらそもそも。

 

そういえば、

先週のカラスが発していた工事現場風の轟音も鳩は発していました。

文字にすると、「ギィイイイイイ」という感じの、何か大きなねじでも巻くような音です。

「なんだようるさいなー、変なことでもこれから起こりそうだなー」と思っていましたが、今思うと恐らくあれは私の歯ぎしりの音ですね。自分の歯ぎしりの音で私は目を覚ましたようです。

自分の歯ぎしりの音で起きて、それをカラスや鳩のせいにするというのは人間としていかがなものなんでしょう。鳥類に謝った方がいいです。

 

困ったものです。

 

しかし、今朝はそれよりも困ったことが起きました。

そしてそこから大きな教訓を得ましたので、それをぜひ皆さんとも共有したく、本来今回公開しようと思っていた「私の趣味に関する思い切った記事(仮)」と差し替えてお送りしたいと思います。

 

「私の趣味に関する思い切った記事(仮)」は近日公開いたしますので、乞うご期待です。

 

 

さて、

 

 

今回みなさんと共有したい教訓は、

 

「なんか色んなメンテナンスとかってめんどくさいけど、こまめにやった方が結局のところ得だよね」

 

ということです。

 

これは、三か月車に乗らずに放置した結果、いざ乗ろうと思ったタイミングでバッテリーが上がって使えなかった今朝の私が得た大切な教訓です。

 

「どうせ放っておいても大丈夫だろwwwメンテとかめんどくさいしwww」

 

などというここ数か月の慢心、気の緩みが今朝の私を殺しました。

 

皆さんには、どうか日曜の朝9時から車の前で一人立ち尽くすことのないようにしていただきたい、全くその一心です。

 

この教訓を共有することで、日曜朝の犠牲者を一人でも減らすことができたら、こんなにうれしいことはありません。

 

 

やれやれ、とりあえず私は車のバッテリーを替えます。

 

色々と面倒なことが多い昨今ですが、頑張っていきましょう。

 

それではまた。

 

 

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『現実ばっかり見てたらこんなもん、一歩も前に出ねえよ。』

 

春の短歌をここで一つ。

 

 

日曜日

物音聞いて

目を覚ます

カラスの大群

5時は早いよ

 

 

 

 

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皆さんこんにちは、最近毎日アスパラガスとニラを食べている私です。

皆さんお元気でしょうか。私は元気です。アスパラは美味しいです。

 

(アスパラは美味しくて)私は元気ですが、さすがにカラスの鳴き声で午前5時に目を覚ますと元気半減です。それも日曜日に。

 

ただ鳴き声といっても、生半可な鳴き声ではありません。地獄に垂れてきた一本のクモの糸を見つけた、主人公犍陀多(カンダタ)以外の罪人の如き呻き声を出したかと思えば、永遠に終わることのない横浜駅の工事現場のような轟音を出すのです。

 

あまりに印象的かつ大きな鳴き声だったので、起きる直前まで見ていた夢に影響を与えてきました。夢に侵食してきたのです。侵食タイプです。第11番目のやつです。(私の好きなキャラクターのエントリープラグは左手前に漂っています。要チェックです。)

 

 

最悪です。

せっかく某有名ロックバンドと一緒にアリーナ会場でLIVEをしていたのに、いきなり観客が地獄の罪人となり暴徒化。逃げながらもMCを続けるボーカル。断じて演奏をやめないサックス奏者とドラマー。空を飛ぶ私。

カオス一色。

しまいにはアリーナの解体作業が始まるという、前代未聞のLIVEになってしまいました。

彼らとのLIVEをめちゃくちゃにしたカラスたちにはしっかり責任を取ってもらいたいものです。全く。

 

 

といっても早起きできたので、良しとします。

むしろカラスたちには感謝しなければなりませんね。起こしてくれてありがとう。

ただね、5時は早すぎたんだ。

 

 

 

二度寝しました。

 

 

 

五時間たって、

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ありがとう、カラス。

 

 

ありがとう、芥川龍之介

 

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