かぼちゃの里から ~風雲かぼちゃの馬車~

「かぼちゃの里」で修行中の青年が、皆さんに手紙を書いて送ります。

かぼちゃの里に着きました。

お久しぶりです。

私です。
全然手紙が送れていなくて申し訳ありません。
ご存知のことかと思いますが、色々あった結果、色々あって送れずにおりました。
ようやく落ち着いてきたので色々できます。

いやはや、本当に良かった。

 


さて

 

改めてお久しぶりでございます。
皆さま、お元気でいらっしゃいますか?
私は非常に元気です。

元気すぎて間違えて家にベンチプレスを買うくらい元気です。だいぶ間違えましたが、良い間違えでした。これで毎日筋トレできます。非常にいい感じです。

しかし、一つ大きな誤算だったのは、大きすぎて家の中に置けずにベランダに置かれることになった点です。

おかげで、毎朝登校中の小学生に筋トレ風景を目撃されています。そのうち「ベンチプレスおじさん」とか呼ばれて学校中の笑い者にならないか心配です。
私が笑い者になるならまだしも、「ベンチプレスおじさん」のことをクラスメイトに話した子が、その存在を信じないクラスメイトたちから嘘つき呼ばわりされないかとても心配です。

 


わたしの想像だとこうなります。

 


児童A「最近、毎朝ベランダでベンチプレスやってるおじさんがいるんだよねー」
児童B「そんな奴いるわけないだろ嘘つくなよ」
児童A「いやいや!本当にいるんだって!外気温5°Cしかないのにわざわざ汗を吸収して発熱する肌着(ヒートテ〇ク)からタンクトップに着替えてベランダでベンチプレスやってるおじさんいるんだって!!」
児童B「尚更いるわけないだろ」
                             

 

 

                                                    ― 完―
  

 


これは残念ながらBくんの意見に賛成せざるを得ないです。わたしですらそんなファンキーなおじさんの存在は信じられません。ましてや自分がそのおじさんだなんて尚のこと信じられません。


児童Aくんを嘘つきにさせない為にも、もうちょっと人目につかないタイミングでベンチプレスおじさんになった方が良さそうです。気をつけていこうと思います。


 


さて、

 

 


こちらに来てからの生活にも割と慣れてきました。今まであったものがなかったり、なかったものがあったりと、色々戸惑うこともありますが何とかやっております。

ですのでご心配なさらずに。私は元気です。少なくともベンチプレスをやるくらいには元気です。健やかです。


時々はそちらに帰って顔を見せたいと思っています。顔のついでにベンチプレスで鍛えた身体も見て頂けたら嬉しいです。主に上半身をお願いします。


また近いうちに手紙を送ります。


それでは。

 


ごきげんよう

 

 

www.fuuunkabocha.com